総手刺繍の留袖についてご紹介します。
総手刺繍のお着物は、その手法により立体的で堂々たる存在感を備えています。華やかさや贅沢さと品位を同時に実現し、かつ温もりを感じさせる点は、まさに総刺繍ならではの魅力です。染料だけでは表現できない立体的な質感や、糸目を通じて表れる微妙なニュアンスを目にすることで、格の違いを強く実感できます。大切な結婚式など特別な場で身に着けてみたい、贅沢な逸品と言えるでしょう。
総手刺繍の黒留袖の格とは？
黒留袖は高い格が求められる場面で着用されます。
その中でも描かれる文様によって、さらに格式に差が出るのをご存知でしょうか？
黒留袖の格は…
などで差がつきます。
格の高い黒留袖とは、金銀で彩られ高貴な吉祥文様がふんだんに刺繍された衣装となります。
そのため、格式の高い衣装をお探しの場合には、総刺繍の黒留袖をお勧めします。
こんな方におすすめ
主賓側として、新郎新婦に次ぐ重要な役割を担います。
ゲストをもてなす気持ちを込めて、その場で最も格式の高い衣装を身に着けましょう。
他の留袖との素晴らしさが一目でわかる、華麗なハイクラス総刺繍の留袖は、お母様に相応しい最高級のお着物です。
贅沢で華やかな礼服を身に纏い、新郎新婦の新たな一歩を心から祝福してみてはいかがでしょうか。
ご年配の方には、空間に余裕をもって装飾された、落ち着いた控えめな柄の衣装をお勧めします。
派手な総刺繍は、ご祖母様の立場では目立ち過ぎなのでは…と敬遠されがちですが、中には上品で落ち着きのある総刺繍黒留袖もあります。
山口美術織物は落ち着いた雰囲気の色柄ですが、とても上品な着物です。
総刺繍のお着物は文様の面積が少なくてもグレードが高いことが一目で分かります。
年を重ねているからこそ着こなせる、気品のある総刺繍の黒留袖をぜひご着用いただきたいです。
格が高い総刺繍黒留袖は、格式を求められる場所や立場の方にピッタリです。
伝統的な神社・チャペル、多くのゲストをお招きする大規模な披露宴など、格式のある場面にも堂々と自信をもってご着用いただけます。
総刺繍留袖のよくある質問
総刺繡の留袖を取り扱う店舗は、そんなに多くはありません。
着物レンタルマイセレクトでは、多くの総刺繡黒留袖を取り扱っています。
そのため、全国からたくさんのお問い合わせをいただきます。
下記は総刺繡に関するよくあるお問い合わせです。
Q.相手側お母様がどのような着物を着るのか分からないのですが、総刺繍を着ても大丈夫でしょうか？
A.黒留袖自体が最も格式の高い着物となりますので、相手方が黒留袖を着用の場合、衣装自体の格は同等となります。
そのため、それほど気にされずに総刺繍の留袖をご着用頂いても宜しいかと思います。
相手方との釣り合いも大切かと存じますが、現代では黒留袖のご着用機会はそれほどございません。
そのため、当日を素敵な思い出にしていただくためにも、お好みの柄をご着用頂くことが一番と考えます。
ご両家のお母様分を当店でご利用頂く場合は、シミュレーションツールを使ってバランスをご確認頂けます。
Q.刺繍にほつれ等は無いでしょうか？
A.刺繍のほつれは、出荷前に当店で確認をしておりますので、ご安心ください。
ただし、商品の特性上、新品でも僅かに糸の飛び出しはあります。
当店でも気づき次第補修しておりますが、配送中などに糸の飛び出し等がある場合がございます。
その部分はご了承のほどよろしくお願いいたします。
Q.試着はできないでしょうか？
A.当店では試着を行っておりません。
そのようなサービスが無い分にしっかりとご用意をしておりますので、ご了承の程よろしくお願いいたします。
Q.総刺繍の留袖は重いと聞いたことがありますが、本当でしょうか？
A.刺繍分の糸の量で、わずかに重い感覚はあります。
同じサイズ感の留袖で比較した場合、10：11程度の違いでした。
実際に着用してみたところ、それほど違いは感じませんでした。
洋服に着慣れた現代の方にとっては、刺繍の有無にかかわらず黒留袖自体を重く感じられる傾向にはあります。
そのため、あまり重さについては気にされずにお好きな衣装をご選択頂くことをお勧めします。
まとめ
全国ネットレンタル対応店舗では多くの刺繍黒留袖を取り揃えておりますが、試着できる路面店ではほとんど取り扱っていない商品だと思います。
ネットショップでは4～5万円程度ですが、式場などで試着して借りる場合は10万円ぐらいのレンタル料金となります。
多くの種類から選べ、更にお安く借りれるネットレンタルはお勧めです。
たくさんのお客様にご好評を頂いていますので、ぜひご注文をいただければ幸いです。