七五三は、晴れやかな空のもとでお参りしたい!
そんな想いをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
屋外での記念撮影やご家族とのお出かけを予定されている場合、お天気は日程を決めるうえでとても大切な要素です。
特に、秋は季節の移ろいが美しく、天候に恵まれれば一生の思い出になるような1日を演出できます。
この記事では、気象庁や各地の気候統計をもとに、日本全国の「晴れやすい時期」を地域別にご紹介いたします。
七五三の日取りに悩まれている方は、ぜひ参考にしてみてください。
【全国共通】七五三シーズン(10〜11月)は基本的に「晴れやすい季節」
七五三のメインシーズンである10月〜11月は、夏の台風が過ぎ去り、全国的に高気圧に覆われる穏やかな季節です。
太平洋側の地域では、1年のなかでも特に晴天率が高く、お参りにも撮影にもぴったりの時期。
とはいえ、地域によって天候の傾向は少しずつ異なりますので、次からはエリア別に詳しくご紹介してまいります。
北日本(北海道・東北)
おすすめ時期:10月上旬〜中旬
北日本では、10月前半までが比較的安定した晴れの日が多く、紅葉も見頃を迎えます。
ただし、11月に入ると寒気の影響で曇りや雨の日が増え、日本海側では雪の可能性も。
関東・甲信越(東京・神奈川・山梨・長野など)
おすすめ時期:10月中旬〜11月上旬
関東地方は、10〜11月ともに晴天率が高く、1年のなかでも過ごしやすい季節です。
特に11月前半は、空の色も冴え、フォトジェニックな撮影日和が期待できます。
東海・関西(名古屋・岐阜・大阪・京都など)
おすすめ時期:10月後半〜11月中旬
太平洋側に位置する東海・関西エリアは、秋に晴れが続く地域として知られています。
10月後半から11月中旬にかけては、雨も少なく、気温も穏やかで快適。
北陸・日本海側(新潟・石川・山形など)
おすすめ時期:10月上旬〜中旬
日本海側では、11月に入ると曇りや雨の日が急増し、雪の気配も感じられるようになります。
晴れを狙うなら、できるだけ10月中にお参りを済ませておくのがおすすめです。
中国・四国(岡山・広島・香川など)
おすすめ時期:10月〜11月前半
瀬戸内海に面したこのエリアは、全国でも屈指の晴天率を誇ります。
秋も非常に安定した天候が続きやすく、屋外での撮影や参拝にもぴったり。
九州(福岡・熊本・鹿児島など)
おすすめ時期:10月下旬〜11月中旬
夏から初秋にかけては台風の影響が残ることもありますが、10月後半からは安定した晴れの日が増えていきます。
気温もまだ高めで、お子さまにとっても過ごしやすい気候です。
沖縄・南西諸島
おすすめ時期:11月中旬以降
沖縄地方は10月まで台風や雨のリスクがありますが、11月以降は湿度が下がり、カラッとした晴天が続く「冬のベストシーズン」が到来します。
晴れの日を狙うなら「地域の特徴」に合わせて
お天気を重視するなら、晴れやすい地域・時期を見極めることが大切です。
全国的には「10月中旬〜11月上旬」が七五三に適した穏やかな時期ですが、地域によっては「10月中がベスト」だったり、「11月は天候が崩れやすい」などの違いも。
スケジュールには少し余裕を持ちつつ、ご家族みなさまで心地よく過ごせる1日をお選びください。
- 気象庁「過去の気象データ(平年値)」
https://www.data.jma.go.jp/gmd/risk/obsdl/index.php - ウェザーニュース「季節ごとの気候傾向」
https://weathernews.jp/s/topics/ - 各地域の観光気候統計、気象関連メディア(Holiday Weather / Selective Asia 等)をもとに編集部作成
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