スーツやドレスでは物足りない、でも格式を出しすぎるのも不安──そんな企業パーティーの装いに、「訪問着」という選択肢があります。
実は訪問着は、きちんと感と華やかさを兼ね備えた、『ちょうどよい』フォーマル着物。
さらに最近では、夏向けの《絽(ろ)の訪問着》など、季節感を大切にした選び方も人気です。
この記事では、着物初心者の方でも安心してチャレンジできる、企業パーティーにぴったりの訪問着の選び方を、やさしくご紹介します。
企業パーティーに着物ってどうなの?
企業パーティーというとスーツやワンピースが定番ですが、あえて着物を選ぶことで、
- 洗練された印象
- 他の人と被らない華やかさ
- 日本文化を感じさせる品格
が演出でき、会場でも好印象を残せます。
ただし、格式の高すぎる着物や、派手すぎる色柄は避けるのがポイント。
会場や時間帯に合わせて、『上品きちんと』を意識するのが成功の秘訣です。
また、過度にきらびやかな装いは、華美すぎる印象になりかねません。
帯や小物、ヘアメイクにおいても、落ち着いたトーンを選ぶことで、洗練された大人の着こなしに仕上がります。
訪問着が企業パーティーにちょうどよい理由
訪問着は、留袖よりもやや控えめなフォーマル着物で、
- 柄の入る範囲が肩から裾までと広め
- 色柄の自由度が高く、柔らかな印象を与えやすい
- 紋を入れなければカジュアル寄りにも使える
といった特徴があり、企業パーティーのように『ややフォーマル』な場にぴったりです。
控えめな色味や、金銀彩を抑えた上品な柄を選べば、ビジネスの場でも安心して着られる大人の装いに。
こんな業種・シーンにもおすすめです
訪問着は特に以下のような業種・シーンに自然になじみやすく、装いとして好印象を与えることができます。
- 医療・福祉関係の式典や表彰式
信頼感や清潔感が求められる場に、落ち着きと上品さを添える装いとして。 - 教育・自治体関係のレセプションや記念行事
控えめで凛とした訪問着が安心感と丁寧さを演出します。 - 文化・伝統に関わる企業や業種
和装との親和性が高く、文化的な美意識を体現する選択肢として最適。 - 女性比率の高い職場の懇親会や周年イベント
写真映えと気品を両立でき、華美になりすぎず好印象に。 - 商工会や法人会の記念パーティー・表彰式
格式を保ちつつも華やかで、幅広い年代に受け入れられるスタイルです。
訪問着は、場の空気に自然となじみながら、自分らしさも大切にできる一着。
TPOに合った着こなしが叶えば、周囲からの印象もきっと好ましいものになるはずです。
夏の企業パーティーには「絽の訪問着」という選択も
6月中旬から9月初旬の蒸し暑い時期に行われるパーティーには、「絽(ろ)」と呼ばれる透け感のある夏素材の訪問着もおすすめです。
絽とは?
- 紗(しゃ)よりも透け感が控えめな、夏専用の着物素材
- 涼感と軽やかさを感じさせる生地で、夏の略礼装として活躍
着用シーンの目安
- 昼間のパーティーや、屋外・ガーデンパーティー:◎
- 夜間の室内会場や格式高い式典:△(透け感が強調されすぎる場合あり)
写真写りの注意点
自然光のもとでは爽やかに映える一方、暗めの室内では長襦袢のラインが透けて見える場合も。気になる方は、単衣(ひとえ)、袷(あわせ)の訪問着を選ぶのが安心です。
着物初心者でも安心!来店・試着なしで選べる理由
当店では、着物初心者の方でも安心してご利用いただけるよう、
- フルセットレンタル(肌着・小物・草履まで)
- サイズ選びのガイドやメール相談対応
- ご自宅・美容室・会場への直送OK
といった、来店も試着も不要なレンタルスタイルを採用。
「迷わず選べた」「急な予定でも間に合った」など、忙しい働く女性にもご好評をいただいています。
失敗しない色・柄・コーディネートの選び方
色選びのコツ
企業パーティーには、以下のような落ち着いたカラーが好印象です。
- ベージュ
- グレージュ
- 淡藤色
- ネイビー
- グレー系
柄のポイント
- 派手すぎない古典柄(桜、扇、流水など)
- 洋花やモダン柄も人気(洋風会場との相性◎)
帯や小物
- ゴールド・シルバー控えめの袋帯
- パール系アクセサリーや小ぶりな和バッグが上品
ヘアメイク
まとめすぎないシニヨンや、抜け感のあるアレンジが好印象
訪問着レンタル 人気ランキング
よくあるご質問【FAQ】
訪問着で叶える、『上品で私らしい』企業パーティースタイル
訪問着は、企業パーティーという『やや格式のある場』にぴったりの一着。
とくに当店のレンタルなら、試着・来店不要でも、老舗ならではの安心感でお選びいただけます。
夏には絽の訪問着という選択肢も視野に入れつつ、場にふさわしい上品な装いを楽しんでみてください。
あなたらしい着物スタイルで、特別なひとときを自信を持って迎えられますように。
